Human Amyloid β (N3pE-40) Assay Kit - IBL
製品番号
キット測定対象
容量
価格
データシート
27418
96 Well
¥78,000
PDF
アルツハイマー病は1907年ドイツの神経病理学者A. Alzheimerによって最初に報告され、現在では老人性認知症の最も大きな原因となっています。アルツハイマー病の脳に多く現れる老人斑はアミロイドベータタンパク(Aβ)によって構成されています。Aβは40-42 (43)アミノ酸からなるペプチドで、β- およびγ-セクレターゼの働きにより、前駆体タンパク質Amyloid precursor protein (APP) (695, 751または770アミノ酸からなる膜タンパク)から切り出されてくるといわれています。またHuman APP をコードしたcDNAをMouse Neuroblastoma Cellにトランスフェクタントした培養液中において多数のバリアントAβの存在が明らかにされています。さらに1995年には、西道らにより、老人斑に優位にかつ今までとは異なる別のAβペプチド種、Aβ (N3pE)が発見されました。この分子は分子内の脱水反応によって第3番目のグルタミン酸がピログルタメートに変換された分子から始まります。 本製品は、ヒトAβ (N3pE-40)を測定できます。ヒトAβ (N3pE-42)の測定にはHuman Amyloid β (N3pE-42) Assay Kit - IBL (Code No. 27716)をご使用ください。また、その他各種のAmyloid β分子の測定キットとして、何らかの原因でN端側で切断されたAβ (1-40)バリアントをも測定する場合にはHuman Amyloid β (1-40) Assay Kit - IBL (Code No. 27713) を、N末端側を完全に保持したAβ (1-40)を測定する場合には、別途ご用意しましたHuman Amyloid β (1-40) (N) Assay Kit - IBL (Code No. 27714) またはHuman Amyloid β (1-40) (FL) Assay Kit - IBL (Code No. 27718) をご使用ください。尚、Human Amyloid β(1-40)(N) Assay Kit – IBLは標識抗体にAmyloidβのN末端側を特異的に認識するポリクローナル抗体を用いているのに対して、Human Amyloid β (1-40) (FL) Assay Kit - IBLでは標識抗体にN末断端を特異的に認識するモノクローナル抗体を用いております。また同様に、N端側で切断されたAβ (1-42)バリアントを含む測定にはHuman Amyloid β (1-42) Assay Kit - IBL (Code No. 27711)を、N末端側を完全に保持したAβ (1-42)を測定する場合にはHuman Amyloidβ (1-42) (N) Assay Kit - IBL (Code No. 27712) を、それぞれご使用ください。このように、Aβ (1-40), Aβ (1-42), Aβ (N3pE-40)およびAβ (N3pE-42)をそれぞれ分別して測定することはアルツハイマー病研究に非常に有用です。一方でAβ (1-38), Aβ (1-40), Aβ (1-42)およびAβ (1-43)等のAβバリアントをすべて一度に測定する場合は、Human Amyloid β (1-x) Assay Kit - IBL (Code No.27729)をご使用ください。