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製品関連2016/05/27
IgA腎症バイオマーカーGd-IgA1 Assay Kit 新発売 (6/1リリース)!
IgA腎症のバイオマーカー、 Gd-IgA (糖鎖異常IgA1)測定キットを6月1日付にて新発売いたします。 関連抗体は近日発売予定です。

#27600 Gd-IgA1 (Galactose-deficient IgA1) Assay Kit-IBL


近年、ガラクトース欠損型異常糖鎖IgA1(Galactose-deficient IgA1; Gd-IgA1)は、IgA腎症患者の病態発症および進展に関与する因子として注目を集めています。ヒトIgA1分子の重鎖ヒンジ領域にはO結合型糖鎖修飾領域があり、IgA腎症患者ではGd-IgA1として血中を循環していると考えられています。

カタツムリ(Helix aspersa; HAA)から抽出したレクチンを用いた測定系がこれまでの数々の研究にて使われており、それらの研究の結果、IgA腎症患者における血清Gd-IgA1レベルが、健常者あるいは非IgA腎症患者に比べて高値であることが示され、血清Gd-IgA1を測定することの意義と重要性が認識されつつあります。

しかしながら、HAAレクチンを用いた測定系は、その糖鎖認識活性の不安定性から、大規模多検体の測定には適さないため、それに代わる、正確かつ信頼できるデータ採取が可能であり、血清中のヒトGd-IgA1を定量できる測定系の開発は必須であり急務とされてきました。
本キット(#27600 Gd-IgA1 (Galactose-deficient IgA1) Assay Kit-IBL)は、ヒトGd-IgA1のガラクトース欠損ヒンジ配列を特異的に認識するモノクローナル抗体 (10777 Anti-Human Gd-IgA1(KM55) Rat IgG MoAb -近日発売予定! )を用いたレクチン非依存的な測定系であり、安定して血清中のヒトGd-IgA1を定量できることから、大規模な試験にもご利用頂けます。 

◆学会展示のご案内◆ 59回腎臓病学会 6/17 ~6/19
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