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製品関連2017/11/07
アルツハイマー病早期診断の可能性を示唆する軽度認知障害 (MCI)とアミロイドβ毒性オリゴマーの関係 -論文紹介- 
2017年7月ロンドンにて開催された国際アルツハイマー病会議(Alzheimer's Association International Conference:AAIC2017)において、ドイツエランゲン大学(Department of Psychiatry and Psychotherapy, Universitätsklinikum Erlangen, and Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg, Erlangen, Germany)のProf. Dr. med. Piotr Lewczukが、軽度認知障害が認められるアルツハイマー病 (MCI-AD)とアミロイドβオリゴマーの関係についてポスター発表されました。

本研究では、MCI-AD患者14名、アルツハイマー病による認知症(ADD)患者16名、認知障害が認められない健常人(コントロール)26名、合計56名の脳脊髄液(CSF)中のAmyloidβ Toxic Oligomerが測定されました。

その結果、早期アルツハイマー病のMCI-AD患者におけるCSF中のAmyloidβ Toxic Oligomer値が、すでにアルツハイマー病を発症しているADD患者もしくは、健常人コントロールに比べ高値となることがわかりました。

このことから、CSF中のAmyloidβ Toxic Oligomer濃度の測定が、早期アルツハイマー病の診断に役立つ可能性を示唆しており、さらに検証が必要であるとしています。

本研究には、Amyloidβ Toxic Oligomer に特異的な抗体(クローン:24B3)を用いた当社のELISA製品 #27709 Human Amyloid β Toxic Oligomer Assay Kit – IBLが使用されています。

詳しくはポスター原文 をご覧ください。

尚、当社ではアルツハイマー病関連製品を豊富に取り揃えております。

皆様の研究活動にお役立て頂ければ幸いです。

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株式会社免疫生物研究所
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