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#10387 Anti- Smad3L (S213 Phosphorylated) (5A11) Mouse IgG MoAb

使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB, IP, IHC
容量1:
50 μg
価格1:
64,000円
容量2:
5 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング
IP:免疫沈降
IHC:免疫組織化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 10387
製品名 Anti- Smad3L (S213 Phosphorylated) (5A11) Mouse IgG MoAb
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB, IP, IHC
検出対象 ヒト
免疫抗原 Smad3Lリン酸化(S213)を含む部分合成ペプチド
起源 マウス×マウス ハイブリドーマ (X63 - Ag 8.653 × BALB/cマウス脾臓細胞)
クローン名 5A11
サブクラス IgG1
精製方法 抗原ペプチドによる特異精製
特異性 ヒトのリン酸化Smad3L (S213)に特異的に反応
包装形態 1 % BSA, 0.05 % NaN3含有PBS 0.5 mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 50 μg
価格1 64,000円
容量2 5 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

シグナル伝達分子Smad3のリン酸化は、Transforming Growth Factor (TGF)-βの多様な生物作用を理解する際、重要な情報となり得ます。I 型TGF-β受容体とMitogen activated protein kinase (MAPK) は、Smad3のC末端部と、リンカー(中央)部をそれぞれリン酸化します。HGF, EGFや炎症性サイトカインによる細胞増殖シグナルは、このリンカー(中央)部のセリン残基がリン酸化したフォーム (pSmad3L) を介して伝達されます。リン酸化Smad3L (S213) に対する本モノクローナル抗体は、Smad3のリンカー(中央)部に位置するリン酸化した213番目のセリンを特異的に認識します。また、ウエスタン・ブロット、免疫沈降のほか免疫組織染色にも使用でき、Smad3シグナル伝達を酵素生化学的に解析するだけでなく、ヒト組織内におけるリン酸化Smad3シグナル伝達の分子間反応を可視化して、リアルタイムでモニターすることも可能です。本抗体を用いたSmad3シグナル伝達の解析は、がん研究や線維化研究などに広く応用され、リン酸化Smad3を介した多岐にわたる生命現象解明への貢献が期待されます。