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#18995 Anti-Human Adiponectin Receptor 2 Rabbit IgG Affinity Purify

  • W.B. 18995
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB
容量1:
100 μg
価格1:
64,000円
容量2:
10 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 18995
製品名 Anti-Human Adiponectin Receptor 2 Rabbit IgG Affinity Purify
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB
検出対象 ヒト
免疫抗原 Human Adiponectin Receptor 2 の部分合成ペプチド(MGMSPLLQAHHAMEKM)
精製方法 抗原ペプチドによる特異精製
特異性 Mouseと交差
Adiponection Receptor 1とは非交差
包装形態 1 % BSA、0.05 % NaN3含有PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 100 μg
価格1 64,000円
容量2 10 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

脂肪細胞は様々な生理活性物質(アディポカイン)を分泌していることが明らかとなり、単なるエネルギー貯蔵庫だけではないことが実証されてきました。アディポカインの1つで抗糖尿病作用、抗動脈硬化作用、抗炎症作用を併せ持つ分子であるアディポネクチンが肥満によってその血中レベルが低下していることが明らかにされ、まさにメタボリックシンドロームの中心的存在として注目されています。最近、このアディポネクチンの受容体Adiponectin Receptor 1(AdipoR1)およびAdiponectin Receptor 2(AdipoR2)が同定され非常に注目を浴びています。 AdipoR1は全身に普遍的に発現しており、その中でも骨格筋に多く発現が認められます。これまで報告されたGタンパク質共役型受容体(GPCR)と異なり、N末端側が細胞内、C末端側が細胞外となるトポロジーを示す事が認められ、構造上、GPCRとは異なった新規の受容体ファミリーを形成している可能性が考えられています。AdipoR1は球状アディポネクチンおよび全長アディポネクチンの受容体であり、AMPキナーゼ、p38MAPKおよびPPARαの活性化を介し、糖新生の抑制、及び脂肪酸燃焼や糖取り込み促進作用を伝達していることが認められました。このように、AdipoR1の測定は糖尿病関連の研究に有用であるのみならず、炎症、動脈硬化、さらに最近では、腫瘍関連の研究にも有用であると言われています。