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#27142 Human GROβ Assay Kit- IBL

  • 27142 Human GROβ ELISA Kit
  • 27142 Human GROβ ELISA Kit
  • 27142 Human GROβ ELISA Kit
使用用途:
研究用試薬
測定方法:
ELISA
測定対象:
ヒト
対象検体:
EDTA-血漿, 血清, 培養上清
測定範囲:
19.53 ~ 2,500 pg/mL
容量1:
96 Well
価格1:
83,000円

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 27142
製品名 Human GROβ Assay Kit- IBL
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
測定方法 ELISA
標識 HRP
測定対象 ヒト
対象検体 EDTA-血漿, 血清, 培養上清
測定範囲 19.53 ~ 2,500 pg/mL
一次反応 2 ~ 8℃ Overnight
ニ次反応 2 ~ 8℃ 30分間
感度 2.93 pg/mL
特異性 測定物質 交差率
Human GROβ 100.0%
Human GROα 1.70%
保管 2 ~ 8 ℃
毒物劇物 非該当
カルタヘナ 非該当
測定サービス なし
容量1 96 Well
価格1 83,000円

製品説明

製品説明

IL-8ファミリーに属するヒトGRO (Growth Related Oncogene)は、内皮細胞の増殖を抑制するポリペプチドで、α, β, γの3つのアイソフォームを有します。 GRO/CINC-1 (cytokine-induced neutrophil chemo attractant 1)は元々、IL-1β刺激されたラット腎臓の上皮細胞(NRK-52E)の細胞上清から精製されました。ラットCINC-1をコードするアミノ酸配列は1989年に富山医科薬科大学で渡辺らのグループによって同定されました。CINC-1はケモカインのアルファ(CXC)サブファミリーに属し、それに加え3つのラットCXCケモカイン(CINC-2α, CINC-2β, CINC-3/MIP-2)も同定されています。CINC-1タンパク質の配列は63-67%がCINC-2α, CINC-2β, CINC-3/MIP-2と一致しています。 またGROα, GROβおよびGROγでは、CINC-1とそれぞれ68%, 71%, 69%の相同性があります。 このことから、ラットCINCsがヒトGROsのカウンターパートであることが示唆されています。 GROα/MGSAは、アミノ酸配列でIL-8と高い相同性があります。3D構造解析においてもIL-8と類似する構造を持ち、ほぼ同レベルの白血球遊走能があると報告されています。また、活性単核細胞、線維芽細胞、上皮細胞および内皮細胞からの産生が報告されています。 GROβは血管新生を抑制する事が報告されています。 マウスKCは ヒトGROタンパク質のカウンターパートで、活性化された単球、線維芽細胞等からの産生が報告されています。 マウスMIP (Macrophage Inflammatory Protein) は、白血球遊走能を持つポリペプチドで、最初はマクロファージ細胞株のリポ多糖類刺激により産生誘導される低分子タンパク質(分子量約8 kDa) として発見されました。その後の研究により、MIP-1とMIP-2の2種類が同定されています。

本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら

よくある質問FAQ

よくある質問FAQ

  • 質問
    Q.GROβとCXCL2は同じですか?
  • 回答
    A.はい、同じです。
  • 質問
    Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
  • 質問
    Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
  • 質問
    Q.使用プレートの特徴を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
  • 質問
    Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
    ※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
    1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。
  • 質問
    Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
  • 質問
    Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
  • 質問
    Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
  • 質問
    Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
  • 質問
    Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
  • 質問
    Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.自動洗浄機での洗浄を推奨します。
    洗浄瓶による洗浄の場合こちらの動画をご参照ください。
  • 質問
    Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
    必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。
  • 質問
    Q.コントロールセットの品質管理 (QC) 許容範囲は、どのように設定していますか。
    コンロトールセット共通FAQ
  • 回答
    A.原則、能書記載の標準値を基本に±15%~20%にて設定しています。
  • 質問
    Q.コントロールセットの有効期限はどのぐらいですか。
    コンロトールセット共通FAQ
  • 回答
    A.出荷日から起算し、未開封にて12か月です。
  • 質問
    Q.コントロールセットの保管条件について教えてください。
    コンロトールセット共通FAQ
  • 回答
    A.冷蔵(2~10℃)保存してください。
  • 質問
    Q.コントロールセットを溶解後、再利用はできますか。
    コンロトールセット共通FAQ
  • 回答
    A.できません。
  • 質問
    Q.コントロールセットの形状について教えてください。
    コンロトールセット共通FAQ
  • 回答
    A.凍結乾燥品です。