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#27755 Human Galectin-3 Assay Kit - IBL

使用用途:
研究用試薬
測定方法:
ELISA
測定対象:
ヒト
対象検体:
EDTA-血漿, 血清, 培養細胞抽出液, 組織抽出液, 培養上清
測定範囲:
117.19 ~ 7,500 pg/mL
容量1:
96 Well
価格1:
108,000円

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 27755
製品名 Human Galectin-3 Assay Kit - IBL
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
測定方法 ELISA
標識 HRP
測定対象 ヒト
対象検体 EDTA-血漿, 血清, 培養細胞抽出液, 組織抽出液, 培養上清
測定範囲 117.19 ~ 7,500 pg/mL
一次反応 37℃ 60分間
ニ次反応 2 ~ 8℃ 30分間
感度 43.95 pg/mL
特異性 測定物質 交差率
Human Galectin-3 100.0%
Human Galectin-1 ≦0.1%
Human Galectin-4 0.21%
Mouse Galectin-3 ≦0.1%
保管 2 ~ 8 ℃
毒物劇物 非該当
カルタヘナ 非該当
測定サービス なし
容量1 96 Well
価格1 108,000円

製品説明

製品説明

ガレクチンは脊椎動物を始め、線虫、昆虫、海綿動物などの無脊椎動物に広く分布し、真菌類においても存在することが知られています。このガレクチンの存在は、細胞質内にとどまらず、核、細胞表面、細胞外マトリックス等に存在し、発生、分化、形態形成、腫瘍転移、細胞死、RNAスプライシング等多くの生命現象に関与するとされています。ガレクチン-3 は、IgE 結合タンパク、CBP35 、CBP30 、Mac- 2 、L- 29 、L- 31 、L- 34 等と命名されたβ-ガラクトシド結合タンパク質で、構造的には糖鎖結合ドメイン(ガレクチンドメイン)とノンレクチンドメインから成るキメラ型レクチンです。 その生物学的機能は未だ明確ではありませんが、その機能を解明すべく多くの研究がなされてきました。その結果、細胞の成長、接着、転移、アポトーシスといった生物学的現象においてガレクチン-3の関与が明らかになってきました。例えば、ある種の細胞株ではガレクチン-3 の発現と悪性形質転換度の間に正の相関を持つことが示されています。また、最近ある種の悪性腫瘍においてもガレクチン-3 の発現と悪性度が正の相関を持つことが示され、ガレクチン-3 の測定が一つの腫瘍悪性度の指標になりうると期待されています。

よくある質問FAQ

よくある質問FAQ

  • 質問
    Q.固相抗体 (anti-human Gal-3 (50A3) mouse IgG MoAb)の認識部位はどこですか?
  • 回答
    A.Galectin-3 N末端側の64 アミノ酸残基です。
  • 質問
    Q.固相抗体(the anti-human Gal-3 (50A3)は、Galectin-3の64番目のアミノ酸のみ検知するのですか?
  • 回答
    A.本抗体は、Galectin-3のアミノ酸残基1~64番までに反応しますので、Galectin-3の全長にも反応します。
  • 質問
    Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
  • 質問
    Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
  • 質問
    Q.使用プレートの特徴を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
  • 質問
    Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
    ※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
    1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。
  • 質問
    Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
  • 質問
    Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
  • 質問
    Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
  • 質問
    Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
  • 質問
    Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
  • 質問
    Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.自動洗浄機での洗浄を推奨します。
    洗浄瓶による洗浄の場合こちらの動画をご参照ください。
  • 質問
    Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
    必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。