#27264 LPL/HTGL Activity Control Plus Kit - IBL【在庫限りにて販売終了】
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
製品概要
製品概要
製品コード | 27264 |
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製品名 | LPL/HTGL Activity Control Plus Kit - IBL【在庫限りにて販売終了】 |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定対象 | ヒト |
保管 | 2 ~ 10 ℃ |
毒物劇物 | 該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
容量1 | 1 Kit |
価格1 | 270,000円 |
備考1 | 本製品にはコントロールが同梱されております。 コントロールが同梱されていないキットは #27185 LPL/HTGL Activity Assay Kit - IBL です。 |
製品説明
製品説明
本製品はヘパリン投与後の血漿中のリポ蛋白リパーゼ(LPL)活性及び肝性トリグルセリドリパーゼ(HTGL)活性を測定するキットです。LPL はカイロミクロン(CM)や超低比重リポ蛋白(VLDL)のトリグリセリド(TG)を加水分解する酵素です。このLPL の欠損や機能異常は、それぞれI 型高脂血症やIV 型、V 型高脂血症で認められており、本酵素の低下は高TG 血症の原因の一つと考えられています。HTGL はTG やCM レムナント、中間比重リポ蛋白(IDL)、高比重リポ蛋白(HDL)中のリン脂質を加水分解する酵素であることから、リポ蛋白代謝において重要な役割を果たしていると考えられています。
【測定原理】
1. HTGL 活性の測定
ジグリセリドを基質に用いて、リパーゼ反応により生成されるモノグリセリドを酵素的に測定します。
2. LPL 活性の測定
ジグリセリドを基質に用いて、LPL の特異的活性化剤であるアポ蛋白CⅡ共存下でリパーゼ反応により生成されるモノグリセリドを酵素的に測定し、得られた酵素活性値(HTGL+LPL)からアポ蛋白CⅡ無添加におけるHTGL 活性値を差し引くことによってLPL 活性値を算出します。
【特長】
(1)同じ検体でLPLとHTGLの活性が測定できます。
(2)簡単な操作で、良好な再現性が得られます。
(3)共存物質の影響を受けません。
(4)汎用の自動分析装置で測定できます。
【対象検体】
EDTA-血漿(ポストヘパリン)
【測定範囲】
HTGL 活性値: 135~431U/L
LPL 活性値: 30~153U/L
(東京貿易:ビオリス24ip 使用)
※ 試験方法は当社試験方法による。
【感度】
R1A 試液における試薬ブランクの吸光度の増加は1 分間あたり5mAbs 以下かつ標準物質と試薬ブランクの吸光度差が20mAbs 以上を示す。
R1B 試液における試薬ブランクの吸光度の増加は1 分間あたり5mAbs 以下かつ標準物質と試薬ブランクの吸光度差が28mAbs 以上を示す。
コントロールが同梱されていないキットはこちら
References (Not listed at PubMed)
A Woman With HypertriglyceridemiaWho Acquired AntibodyAgainst GPIHBP1 Hirano et al. JACC: CASE REPORTS
Keywords:
リパーゼ / 脂質代謝 / 脂質異常症
【測定原理】
1. HTGL 活性の測定
ジグリセリドを基質に用いて、リパーゼ反応により生成されるモノグリセリドを酵素的に測定します。
2. LPL 活性の測定
ジグリセリドを基質に用いて、LPL の特異的活性化剤であるアポ蛋白CⅡ共存下でリパーゼ反応により生成されるモノグリセリドを酵素的に測定し、得られた酵素活性値(HTGL+LPL)からアポ蛋白CⅡ無添加におけるHTGL 活性値を差し引くことによってLPL 活性値を算出します。
【特長】
(1)同じ検体でLPLとHTGLの活性が測定できます。
(2)簡単な操作で、良好な再現性が得られます。
(3)共存物質の影響を受けません。
(4)汎用の自動分析装置で測定できます。
【対象検体】
EDTA-血漿(ポストヘパリン)
【測定範囲】
HTGL 活性値: 135~431U/L
LPL 活性値: 30~153U/L
(東京貿易:ビオリス24ip 使用)
※ 試験方法は当社試験方法による。
【感度】
R1A 試液における試薬ブランクの吸光度の増加は1 分間あたり5mAbs 以下かつ標準物質と試薬ブランクの吸光度差が20mAbs 以上を示す。
R1B 試液における試薬ブランクの吸光度の増加は1 分間あたり5mAbs 以下かつ標準物質と試薬ブランクの吸光度差が28mAbs 以上を示す。
コントロールが同梱されていないキットはこちら
References (Not listed at PubMed)
A Woman With HypertriglyceridemiaWho Acquired AntibodyAgainst GPIHBP1 Hirano et al. JACC: CASE REPORTS
Keywords:
リパーゼ / 脂質代謝 / 脂質異常症
参考文献
参考文献
- Detailed analysis of lipolytic enzymes in a Japanese woman of familial lipoprotein lipase deficiency - Effects of pemafibrate treatment. Minamizuka T et al. Clin Chim Acta. 2020 Jul 17;510:216-219.PMID: 32682802
- GPIHBP1 autoantibody syndrome during interferon β1a treatment. Eguchi et al.J Clin Lipidol. 2019;13(1):62-69.PMID: 30514621
- Species differences in lipoprotein lipase and hepatic lipase activities: comparative studies of animal models of lifestyle-related diseases. Kimura N et al. Exp Anim. 2019 Feb 11.PMID: 30745527
- An automated method for measuring lipoprotein lipase and hepatic triglyceride lipase activities in post-heparin plasma. Nakajima K et al. Clin Chim Acta. 2018 Sep 12;487:54-59.PMID: 30218657
- GPIHBP1 autoantibodies in a patient with unexplained chylomicronemia. Hu X et al. J Clin Lipidol. Jul-Aug 2017;11(4):964-971.PMID: 28666713
- A novel method for measuring human lipoprotein lipase and hepatic lipase activities in postheparin plasma. Imamura S et al. J Lipid Res. 2008 Jul;49(7):1431-7.PMID: 18344410
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.何テスト分、測定できますか。
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A.東京貿易、ビオリス 24ipを使用した場合、50テスト分 測定できます。
ただし機器によりテスト回数は異なります。 -
Q.本測定キットでLPL欠損の患者検体でも測定できますか。
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A.LPL欠損患者の検体の場合はLPL活性が非常に低値であることが想定されるため、定量下限を下回る可能性が高く検知ができない可能性もあります。
お使いの自動測定機器において、事前に感度の検証をされることを推奨します。 -
Q.EDTA-血漿検体の安定性に関する情報はありますか。
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A.採血直後の検体と、4℃で2日間保存した検体を比較したところ、顕著な差は認められません。また、凍結融解の影響もほとんどありません。
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Q.本キット試薬のオンボード安定性は評価していますか。
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A.開封後に2~8℃にて保存した検体と、分析機のオンボード(冷蔵コンパ―トメント)の試薬を28日後に比較した結果、変動幅は20%未満です。
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Q.本キットにて、動物検体は使用できますか。
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A.マウス、ラット、ウサギのヘパリン投与後の血漿検体は、ヒト検体と同様にLPLおよび HTGL活性の検出が可能です。