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製品関連2017/06/30
論文紹介 - GPIHBP1自己抗体による高トリグリセリド血症の発見

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201706301149_1.jpg中性脂肪(トリグリセリド, TG)の血中濃度が1,000mg/dL以上となる高TG血症の患者は、約1,000人に1人の割合で存在すると知られており、また高カイロミクロン血症とも呼ばれています。

高TG血症の主な原因としては、リポタンパクリパーゼ(LPL)の遺伝的欠損、もしくは機能異常、あるいは、LPLの活性化因子のアポC2の欠損やアポA5の変異などが考えられますが、原因不明な高カイロミクロン血症の症例も存在します。

高TG血症の要因として、GPIHBP1の自己抗体が関与しているという新たな知見がThe New England Journal of Medicine誌に掲載された下記の論文にて発表されています。

本発見に関する詳しい内容は、下記リンクよりご覧ください。
The New England Journal of Medicine誌掲載論文
Autoantibodies against GPIHBP1 as a Cause of Hypertriglyceridemia. Beigneux AP et al. N Engl J Med. 2017 Apr 27;376(17):1647-1658.

尚、本発見に関して群馬大学にて下記の通りプレスリリースされております。
群馬大学2017年4月6日付プレスリリース
血管内皮細胞アンカー蛋白GPIHBP1に対する
自己抗体による高トリグリセライド血症の発見 
新たな脂質異常症のメカニズムの解明と新規治療法の可能性


当社では、GPIHBP1のタンパク量を測定するキットを発売しました。
#27179 Human GPIHBP1 Assay Kit – IBL 

GPIHBP1とは
GPIHBP1(Glycosylphosphatidylinositol anchored high density lipoprotein binding protein 1)は、糖脂質により修飾を受けたアンカー蛋白で、毛細血管内皮細胞膜上に存在し、TG-rich リポ蛋白(中性脂肪)の代謝に関与していることが知られています。

尚、当社では脂質代謝関連測定キットを各種取り揃えております。
27181 Human ApoB-100 Assay Kit – IBL
27263 Human EL C-Terminal Assay Kit – IBL
27182 Human EL Full-Length Assay Kit – IBL
27180 Human Serum HTGL Assay Kit – IBL
50309 LPLラテックス-IBL(体外診断薬) など
 
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