化粧品事業に関するFAQ集

表示件数
99999
INCI名登録について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの表示名称およびINCI名は登録してますか?
  • 回答
    A.登録済みです。INCI名は、カイコヒト遺伝子組換ポリペプチド-47です。
99999
遺伝子組換え技術について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠを作るカイコに組込む遺伝子はどこから入手したのでしょうか?
  • 回答
    A.ヒトコラーゲンの遺伝子配列は基本的に人類共通です。ヒトコラーゲンのDNAは、試験管内で合成して作製しました。こうして得たコラーゲンDNAをカイコに導入しました。
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンIの遺伝子組換えと他の遺伝子組換えの違いはなんですか?
  • 回答
    A.一般的に、遺伝子組換え作物(植物)の食用部分には、組換え遺伝子が含まれます。しかし、遺伝子組換えカイコの蛹には、注入されたヒトコラーゲンの遺伝子(DNA)は存在しますが、カイコから産生される繭にはヒトコラーゲンIのみが産生され、DNAを含む蛹は完全に除去されます。よって、繭から精製されたヒトコラーゲンIには、注入した遺伝子(DNA)が含まれていなのが大きな特徴です。
99999
生産性について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、1個のマユからどのくらいできますか?
  • 回答
    A.約7~10mgのヒトコラーゲンができます。蚕の繭は、約0.2gです。
99999
有効期限について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠ」の有効期限について教えてください。
  • 回答
    A.未開封で冷蔵保管の場合、2年間有効です。
99999
安全性について
  • 質問
    Q.なぜ、ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、他のコラーゲンよりも安心・安全なのですか?
  • 回答
    A.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、ヒトの体内で産生されるコラーゲンと同じアミノ酸から構成されているため、ヒトの肌に優しく、安心してお使い頂けます。Ⅰ型コラーゲンは、α1(Ⅰ)鎖2分子とα2(Ⅰ)鎖1分子から構成されておりますが、ウシⅠ型コラーゲンに対するアレルゲン性は主にα2(Ⅰ)鎖に由来することが知られています。サケのコラーゲンもα1(Ⅰ)鎖とα2(Ⅰ)鎖を含んでおります。ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、ヒトⅠ型コラーゲンのα1(Ⅰ)鎖から構成されております。ヒト型タンパク質であることに加え、α2(Ⅰ)鎖を含まないために、アレルゲン性が非常に低いと考えられます。
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの安全性は確認していますか?
  • 回答
    A.以下の試験を実施し、安全性を確認しております。
    急性毒性: 毒性無し (単回経口投与毒性試験)、局所効果: 皮膚刺激: 刺激性無し (皮膚一次刺激代替法、ヒトパッチテスト)、眼刺激: 刺激性無し (眼刺激性試験代替法)、変異原性、発がん性: 変異原性陰性 (細菌を用いた復帰突然変異試験)
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠでアレルギーを起こす危険性はないですか?
  • 回答
    A.このシルクから作製されるヒトコラーゲンは、我々ヒトの体内にあるコラーゲンと同じアミノ酸から構成されていますので、アレルギーを起こす危険性が低く、ヒトの肌に優しい安心・安全な化粧品原料です。
99999
抽出方法について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの抽出方法について教えてください。
  • 回答
    A.ヒトコラーゲンが含まれているシルクを緩衝液の中に入れると、ヒトコラーゲンのみが抽出されます。全く加熱処理もしくはアルカリ処理をしていないので、ヒトの生体内で産生されるコラーゲンと同じアミノ酸構成を保っております。
99999
溶解方法について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの溶解方法について教えてください。
  • 回答
    A.本品全量を精製水で溶解したものを原液としてご使用ください。例えば、使用例として100mg品の場合、100mLの精製水で溶解すると、この原液は、ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠを0.1%含有することになります(100mL原液の容量は、100gと表記されることもあります)。製品としては、10mg品(10mL=10g用)、100mg品(100mL=100g用)をご用意しています。なお、溶解する際に、防腐剤などを含む溶液で溶解することも可能です。
99999
製造について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの製造は、無菌製造されていますか?
  • 回答
    A.完全な無菌製造は行っていませんが、カイコの飼育はクリーンルームで行っており、最終的に容器(ボトル)への充填前には、0.45μmのフィルター(通常の細菌より穴が小さいサイズ)でろ過しております。
99999
名前の由来
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠとはどのような意味ですか?
  • 回答
    A.「ネオシルク」は、株式会社免疫生物研究所(IBL)の登録商標(登録第5412217 号)で、ネオは「新しい」、シルクは「絹」という意味です。「ヒトコラーゲンⅠ」は、ヒトのⅠ型コラーゲンという意味です。
99999
製品特徴について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、どのような特徴があるのですか?
  • 回答
    A.当社が全く新しい発想と技術によってシルクの中から世界初のヒトコラーゲンを開発(特許第4271122号、第4701336号)しました。このシルクから作製されるヒトコラーゲンは、ヒトの体内にあるコラーゲンと同じアミノ酸から構成されているので、アレルギーを起こす危険性が低く、ヒトの肌に優しい安心・安全な化粧品原料です。シルクから抽出されるため、動物由来成分を含んでいません。凍結乾燥品(FD品:Freeze Dry)なので防腐剤は無配合で長期安定です。100%のヒトコラーゲンで水に溶けやすく無味無臭です。
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、コラーゲン独特の匂いはありますか?
  • 回答
    A.無臭です。
99999
タンパク質構造について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、3重螺旋構造ですか?
  • 回答
    A.いいえ。α1(Ⅰ)鎖1本のみで構成されております。
99999
安定性について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠは、なぜ、長期に安定なのですか?
  • 回答
    A.シルクから抽出されたヒトコラーゲンを丸ごとフリーズドライ(凍結乾燥)しましたので、全く防腐剤が含まれていなくても長期間安定します。
99999
関税コードについて
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの統計品目番号(HS、Tariffコード)について教えてください。
  • 回答
    A.3504.00- が共通認識番号になります。ハイフン以下の3桁(または4桁)は、相手国により異なりますので各国税関にお問合せいただくか、World Tariff等でお調べください。※HSコードは予告なく変更される場合もありますので、お客様にて、都度ご確認お願いいたします。
99999
輸送費について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの運賃・輸送料について教えてください。
  • 回答
    A.国内への発送に関しては取扱量により、ご相談させて頂きます。海外へ輸出の場合、運賃はお客様のご負担となります。
99999
純度について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠのヒトコラーゲンの純度について教えてください。
  • 回答
    A.電気泳動でほぼ単一なバンドを示します。
99999
耐熱性について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠ耐熱性について教えてください。
  • 回答
    A.凍結乾燥粉体の状態では37℃で1カ月安定は実験にて確認されております。高熱耐性に関してのデータはありませんが、一般的にタンパク質はおおよそ60℃で構造に変化が現れると言われております。
99999
製品形態について
  • 質問
    Q.ネオシルク®-ヒトコラーゲンⅠの製品形態について教えてください。
  • 回答
    A.凍結乾燥品です。ヒトコラーゲンを防腐剤無配合で長期安定化するために、凍結乾燥品にしました。