研究開発における倫理方針

研究開発における倫理方針

倫理審査委員会

当社が行う研究、実験もしくは製造における「人体から採取した材料」を用いる業務に関して、各種倫理方針・ガイドラインの主旨に沿い、倫理的問題について公平かつ中立的に審査、判定することを目的とし、社外委員を含めた委員から構成される倫理審査委員会を設置して審査、運用しております。

■関連規程など
・倫理審査委員会規程
・人体から採取した材料に関する管理要領

動物実験に関する倫理的配慮

当社は受託する抗体作製における動物免疫実験にあたって、「動物愛護および管理に関する法律」を遵守し、Replacement(代替試験法の利用)、Reduction(実験動物数の削減)、およびRefinement(苦痛の軽減)の促進に努めております。当社での受託業務における動物免疫実験は、動物実験委員会で事前審査を行い、さらに動物実験が適正に実施されていることを自己点検によって確認しております。
また、承認された動物飼育繁殖計画書等の自己点検・評価や実験動物への感謝のため、動物慰霊祭を行っております。
上記のような動物実験への取り組みの下、日本実験動物協会による平成24年度実験動物生産施設等福祉認証により適切な管理・運用がなされているとの評価を頂きました。

平成30年度日本実験動物協同組合実験動物福祉委員会による実験動物福祉体制確認調査において、改善を必要とする指摘事項は無し、という検証結果を頂きました。

■関連規程など
・動物実験要領
・動物愛護理念(手順書)
・動物実験倫理委員会(手順書)

株式会社 免疫生物研究所 – Japan Cooperative Association For Laboratory Animals (labanimal.org)
弊社は日本実験動物協同組合実験動物福祉委員会による実験動物生産施設等福祉検証調査を2018年8月10日に受け、検証完了証を交付されております。

遺伝子組換え実験などに関する配慮

当社では、社内で行われる遺伝子組換え実験においては、遺伝子組換え生物等の使用等にあたって執るべき必要な事項を定め、もって遺伝子組換え生物等の安全な取扱いに資することを目的として、安全委員会を設置し、管理・運用を実施しております。

■関連規程など
・遺伝子組換え実験等 安全管理要領
・遺伝子組換え実験等 安全委員会