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- 製品関連2017/11/07
- アルツハイマー病早期診断の可能性を示唆する軽度認知障害 (MCI)とアミロイドβ毒性オリゴマーの関係 -論文紹介-

本研究では、MCI-AD患者14名、アルツハイマー病による認知症(ADD)患者16名、認知障害が認められない健常人(コントロール)26名、合計56名の脳脊髄液(CSF)中のAmyloidβ Toxic Oligomerが測定されました。
その結果、早期アルツハイマー病のMCI-AD患者におけるCSF中のAmyloidβ Toxic Oligomer値が、すでにアルツハイマー病を発症しているADD患者もしくは、健常人コントロールに比べ高値となることがわかりました。
このことから、CSF中のAmyloidβ Toxic Oligomer濃度の測定が、早期アルツハイマー病の診断に役立つ可能性を示唆しており、さらに検証が必要であるとしています。
本研究には、Amyloidβ Toxic Oligomer に特異的な抗体(クローン:24B3)を用いた当社のELISA製品 #27709 Human Amyloid β Toxic Oligomer Assay Kit – IBLが使用されています。
詳しくはポスター原文 をご覧ください。
尚、当社ではアルツハイマー病関連製品を豊富に取り揃えております。
皆様の研究活動にお役立て頂ければ幸いです。
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