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製品関連2021/09/08
糖尿病におけるANGPTL8と糖脂質代謝

本IBLニュースで紹介している当社の製品は、研究用試薬であり、診断や医療目的に用いることはできません。

横浜市立大学附属 市民総合医療センター 内分泌・糖尿内科 原田 万里奈先生らは糖尿病入院患者84名を対象とし、血中の脂質・糖質代謝関連因子を測定、これら因子が脂質代謝に与える影響について評価しました。この結果、測定因子の内ANGPTL8は中性脂肪と正の相関、ANGPTL3はHDL-Cと正の相関を示したとし、ANGPTL3、およびANGPTL8両方が高いグループを解析したところ、このグループでは、中性脂肪ならびにsd LDL-C/LDL-C (%) が、最も高かったことを明らかにしました。

詳細は下記原文を参照ください。
Harada M et al. Association between ANGPTL3, 4, and 8 and lipid and glucose metabolism markers in patients with diabetes. PLoS One. 2021 Jul 22;16(7):e0255147.

(背景)
糖尿病患者における脂質、なかでも中性脂肪の管理は、現在の薬剤では不十分であり、改善には新しい手法が必要と考えられています。一方 ANGPTLファミリー、とりわけANGPTL3, 4, 8はLPL活性を介して、中性脂肪に影響を与える因子であることが分かっています。

本研究では両ANGPTL3, 8高値群では脂質プロフィールが最も悪く、ANGPTL8は中性脂肪高値と密接に関わっていたという解析から、ANGPTL8が糖尿病患者において治療標的となる可能性があると考察しており、注目されています。

本論文では、血中ANGPTL3, 4, 8の測定、脂質詳細プロフィールの解析に当社の下記キット、当社グループ会社のゲルろ過HPLC法によるリポタンパク質詳細分析 (LipoSEARCH🄬) が使用されています。

#27750 Human ANGPTL3 (highly sensitive) Assay Kit - IBL
#27749 Human ANGPTL4 Assay Kit - IBL
#27795 Human ANGPTL8 Assay Kit - IBL

皆様の研究活動にお役立て頂ければ幸いです。

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