#27194 Rat TNF-α Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ラット
- 対象検体:
- 培養上清
- 測定範囲:
- 56.25 ~ 3,600 pg/mL
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 83,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27194 |
---|---|
製品名 | Rat TNF-α Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ラット |
対象検体 | 培養上清 |
測定範囲 | 56.25 ~ 3,600 pg/mL |
一次反応 | 2 ~ 8℃ Overnight |
ニ次反応 | 2 ~ 8℃ 30分間 |
感度 | 10.55 pg/mL |
特異性 | 測定物質 交差率 Rat TNF-α 100.0% Rat IL-6 ≦ 0.1 % Rat MCP-1 ≦ 0.1 % Rat Osteopontin ≦ 0.1 % Rat CINC-1 ≦ 0.1 % |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | なし |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 83,000円 |
製品説明
製品説明
TNF(Tumor Necrosis Factor)とLT(Lymphotoxin)は、それぞれ、腫瘍壊死因子、細胞障害因子として見出されました。両者は、生理活性の多くを共有し、同一の受容体を介すること、アミノ酸の相同性から、TNFファミリーを形成し、TNF-α、TNF-βとも呼ばれています。TNFは、157個のアミノ酸からなる分子量約17kDのタンパク質で、76アミノ酸のシグナルペプチドをもち、分泌される場合と、膜結合型となる場合があります。分子内にジスルフィド結合をもち、βシート構造が重なったサンドイッチ状をし、ウイルス外被タンパクにみられるjelly-roll構造と類似します。共有結合なしに円形の三量体を形成して、生物活性を示しています。TNF-αは、マクロファージをはじめ、多くの細胞で、産生されるのに対し、LTの産生は、リンパ球系に限られています。 TNF-αの持続性過剰産生、産生不良は、種々の疾患の原因や増悪をもたらします。リポタンパクリパーゼの阻害(カケクチン作用)により、血中脂肪酸の提供を抑制し、細胞内脂肪分解から、悪液質(カケクシア)を起こします。また、肥満細胞などの脱顆粒により、大量のTNF-αが放出され、アレルギー反応を拡大しています。そのほか、敗血症ショック、移植、SLE、糖尿病、動脈硬化症など、多くの病態に、関与が報告されています。
本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら
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参考文献
参考文献
- Marrubium vulgare L. methanolic extract inhibits inflammatory response and prevents cardiomyocyte fibrosis in isoproterenol-induced acute myocardial infarction in rats. Yousefi K et al. Bioimpacts. 2014;4(1):21-7PMID: 24790895
- Prevention of lethal acute hepatic failure by antimacrophage migration inhibitory factor antibody in mice treated with bacille Calmette-Guerin and lipopolysaccharide. Kobayashi S et al. Hepatology. 1999 Jun;29(6):1752-9.PMID: 10347118
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.血清で測定できますか。
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A.通常血清では測れません。
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Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。 -
Q.コントロールセットの品質管理 (QC) 許容範囲は、どのように設定していますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.原則、能書記載の標準値を基本に±15%~20%にて設定しています。
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Q.コントロールセットの有効期限はどのぐらいですか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.出荷日から起算し、未開封にて12か月です。
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Q.コントロールセットの保管条件について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.冷蔵(2~10℃)保存してください。
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Q.コントロールセットを溶解後、再利用はできますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.できません。
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Q.コントロールセットの形状について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.凍結乾燥品です。