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#10031 Anti-Tob (4B1) Mouse IgG MoAb

  • WB
  • ヒト 食道癌
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB, IHC
容量1:
200 μg
価格1:
51,000円
容量2:
10 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング
IHC:免疫組織化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 10031
製品名 Anti-Tob (4B1) Mouse IgG MoAb
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB, IHC
検出対象 ヒト
免疫抗原 Recombinant Tob
起源 マウス×マウス ハイブリドーマ (培養上清)(X63 - Ag 8.653 × BALB/cマウス脾臓細胞)
クローン名 4B1
サブクラス IgG2a
精製方法 Protein Aによる特異精製
包装形態 1 % BSA,0.05 % NaN3含有PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 200 μg
価格1 51,000円
容量2 10 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

Tob (Transducing molecule of c-ErbB-2)は、1996年に受容体型チロシンキナーゼc-ErbB2と会合する分子として同定されました。その後、N末端側約110アミノ酸に相同性領域を有するタンパク質として、Tob2, BTG1, PC3/TIS21/BTG2, ANA, PC3Bなどが見出され、Tobファミリータンパク質と呼ばれています。これらはいずれも培養細胞に強制発現させると細胞増殖抑制活性を有することが明らかにされており、この増殖抑制活性はcyclin D1の発現をブロックすることによっています。一方、Tobは増殖因子などの刺激を受けてSer152, Ser154, Ser164がErk1/2によりリン酸化されます。このリン酸化により上記のcyclin D1に対する抑制の解除が示唆されています。このように、Tobおよびそのリン酸化は細胞周期におけるG0→G1期への移行に重要な役割を果たしていると考えられています。

よくある質問FAQ

よくある質問FAQ

  • 質問
    Q.本抗体はどのTobを検知しますか。
  • 回答
    A.本抗体は非リン酸化およびリン酸化Tob1どちらも検知します。
  • 質問
    Q.Tob1の分子量はどのぐらいですか。
  • 回答
    A.Tob1のアミノ酸配列は345a.a.ですので、計算上はおおよそ38kDaです。リン酸化Tob1の場合は、高分子となりおおよそ45kDa-50kDaです。