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#10071 Anti-RatGRO/CINC-1 (6G2) (C) Mouse IgM MoAb

使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB
容量1:
500 μg
価格1:
75,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 10071
製品名 Anti-RatGRO/CINC-1 (6G2) (C) Mouse IgM MoAb
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB
検出対象 ラット
免疫抗原 Rat GRO/CINC-1のC端部分合成ペプチド (CLDPEAPMVQKIVQKMLKGVPK)
起源 マウス×マウス ハイブリドーマ (腹水)(X63 - Ag 8.653 × BALB/cマウス脾臓細胞)
クローン名 6G2
サブクラス IgM
精製方法 抗マウスIgMによる特異精製
特異性 Rat GRO/CINC-1 N端部, Rat GRO/CINC-2α, Rat GRO/CINC-2β, Rat GRO/ CINC-3, Mouse MIP-2, Human GROα, Human IL-8と非交差
包装形態 PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 非該当
カルタヘナ 非該当
容量1 500 μg
価格1 75,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

IL-8ファミリーに属するヒトGRO (Growth Related Oncogene)は、内皮細胞の増殖を抑制するポリペプチドで、α, β, γの3つのアイソフォームを有します。 GRO/CINC-1 (cytokine-induced neutrophil chemo attractant 1)は元々、IL-1β刺激されたラット腎臓の上皮細胞(NRK-52E)の培養上清から精製されました。ラットCINC-1をコードするアミノ酸配列は1989年に富山医科薬科大学で渡辺らのグループによって同定されました。CINC-1はケモカインのアルファ(CXC)サブファミリーに属し、それに加え3つのラットCXCケモカイン(CINC-2α, CINC-2β, CINC-3/MIP-2)も同定されています。CINC-1タンパク質の配列は63-67%がCINC-2α, CINC-2β, CINC-3/MIP-2と一致しています。 またGROα, GROβおよびGROγでは、CINC-1とそれぞれ68%, 71%, 69%の相同性があります。 このことから、ラットCINCsがヒトGROsのカウンターパートであることが示唆されています。 GROα/MGSAは、アミノ酸配列でIL-8と高い相同性があります。3D構造解析においてもIL-8と類似する構造を持ち、ほぼ同レベルの白血球遊走能があると報告されています。また、活性単核細胞、線維芽細胞、上皮細胞および内皮細胞からの産生が報告されています。 GROβは血管新生を抑制する事が報告されています。 マウスKCは ヒトGROタンパク質のカウンターパートで、活性化された単球、線維芽細胞等からの産生が報告されています。 マウスMIP (Macrophage Inflammatory Protein) は、白血球遊走能を持つポリペプチドで、最初はマクロファージ細胞株のリポ多糖類刺激により産生誘導される低分子タンパク質(分子量約8 kDa) として発見されました。その後の研究により、MIP-1とMIP-2の2種類が同定されています。