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#10375 Anti-Human SP-A (PE10) Mouse IgG MoAb

  • 肺胞壁表面の置換増殖を示す腫瘍細胞に陽性像が認められる
  • 拡大映像
  • 肺腺癌の浸潤部においても腫瘍細胞の胞体に陽性像が認められる
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
IHC
容量1:
500 μg
価格1:
64,000円
容量2:
50 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
IHC:免疫組織化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 10375
製品名 Anti-Human SP-A (PE10) Mouse IgG MoAb
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション IHC
検出対象 ヒト
免疫抗原 精製Surfactant apoprotein A
起源 マウス×マウス ハイブリドーマ
クローン名 PE10
サブクラス IgG2b
精製方法 Protein Aによる特異精製
包装形態 1 % BSA, 0.05 % NaN3含有PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 500 μg
価格1 64,000円
容量2 50 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

肺サーファクタントはⅡ型肺胞上皮細胞で産生され、肺胞腔へ分泌されるリポタンパク複合体です。その主要な構成タンパクであるサーファクタント(アポ)プロテインA (SP-A)は、還元処理した状態で分子量35kDaの糖タンパク質であり、有用な肺腺がんの免疫組織化学的マーカーです。PE10抗体の反応性は、正常のⅡ型肺細胞と肺胞マクロファージは細胞質にSP-A陽性を示し、一方、Ⅰ型肺細胞、気管支表層の上皮細胞および気管支腺細胞では反応しません。SP-Aに対する免疫反応は過形成の型肺細胞にも見られ、正常の型肺細胞よりも過形成の型肺細胞でより強く見られます。初期の肺腺がんにおいて、SP-Aは組織学的分化の段階により分類された種々の腺がんと同様に発現が見られます。