#27901 Human secreted α-Klotho Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト
- 対象検体:
- 血清, EDTA血漿, 脳脊髄液
- 測定範囲:
- 70.31 ~ 4,500 pg/mL
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 132,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27901 |
---|---|
製品名 | Human secreted α-Klotho Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト |
対象検体 | 血清, EDTA血漿, 脳脊髄液 |
測定範囲 | 70.31 ~ 4,500 pg/mL |
一次反応 | 2 ~ 8℃ Overnight |
ニ次反応 | 2 ~ 8℃ 60分間 |
感度 | 9.87 pg/mL |
特異性 | Substance Cross reactivity (%) Human secreted α-Klotho 100% Human β-Klotho ≦0.1% Human transmembrane α-Klotho Isoform ≦0.1% |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | あり |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 132,000円 |
製品説明
製品説明
α-Klotho (Alpha Klotho) 遺伝子は、ヒトの多彩な老化症状によく似た表現型を有する遺伝子変異マウスにおいて、発現が極度に減少している遺伝子として同定されました。その後、マウスの配列を元にして、ヒトを含めた種々の動物においてAlpha-klotho遺伝子の配列が同定されました。Alpha Klothoタンパク質は分子量13万の一回膜貫通型タンパク質で、腎臓、副甲状腺などで発現が確認されています。近年、Alpha Klotho が生体内のカルシウムやリンなどのミネラル代謝を制御する重要な分子であることが、明らかになってきています。そのため、Alpha Klotho の発現低下により破綻したミネラルホメオスタシスにより、Alpha Klotho 欠損マウスの早期老化様症状が誘導されていると考えられています。一方で、Alpha Klotho タンパク質の配列の大部分を占める長いN末端側の細胞外ドメインはsheddingして、血中に遊離していることが報告されています。また遺伝子スプライシングによりfirst repeatのみをもつ分泌型アイソフォーム(secreted Alpha-Klotho)が存在します。しかしながら、分泌型アイソフォーム(secreted Alpha-Klotho)タンパク質の機能やその濃度変動に関しては不明な点が多いため、その検出系の構築が求められてきました。本キットはヒト分泌型アイソフォーム(secreted Alpha-Klotho)を特異的に測定し、膜型Alpha Klotho 由来の可溶型Alpha Klothoタンパク質には反応いたしません。
Keywords:
α-Klotho / Alpha Klotho / FGF23 / Kidney disease 腎疾患 / Chronic Kidoeny disease (CKD) 慢性腎疾患 / Mineral Bone Disease (MBD) ミネラル骨疾患 / Osteoporosis 骨粗鬆症/ Aging 老化 / Alzheimer's Disease アルツハイマー病
Keywords:
α-Klotho / Alpha Klotho / FGF23 / Kidney disease 腎疾患 / Chronic Kidoeny disease (CKD) 慢性腎疾患 / Mineral Bone Disease (MBD) ミネラル骨疾患 / Osteoporosis 骨粗鬆症/ Aging 老化 / Alzheimer's Disease アルツハイマー病
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.本キットで、マウスの分泌型α-Klothoは測定できますか。
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A.いいえ、測定できません。
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Q.本キットで、培養上清中の分泌型α-Klothoも検出できますか。
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A.検出可能です。
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Q.α-Klothoキットのsolubleとsecretedの違いは何ですか。
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A.α-Klothoタンパク質は、配列の大部分を占める長いN末端細胞外ドメインがsheddingして血中に遊離(可溶型)されることが報告されています。それと同時に遺伝子スプライシングにより、最初の繰り返しのみを持つ分泌型のアイソフォームが存在することも報告されています。
#27998 Human soluble α-Klotho Assay Kit – IBL は、KL1ドメインを含む全てのsoluble(可溶型)α-Klothoを特異的に検出します。
#27901 Human secreted α-Klotho Assay Kit – IBL は、QVSQLTKPISSLTKPYHの配列を含むKL1ドメインのsecreted(分泌型)α-Klothoを特異的に検出します。 -
Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。