製品検索

#27799 Human Uromodulin ELISA Kit - IBL

  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
  • 27799 Human Uromodulin ELISA Kit
使用用途:
研究用試薬
測定方法:
ELISA
測定対象:
ヒト
対象検体:
血清・EDTA血漿
測定範囲:
0.14 ~ 9 ng/mL
容量1:
96Well
価格1:
ご購入はこちらからどうぞ

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 27799
製品名 Human Uromodulin ELISA Kit - IBL
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
測定方法 ELISA
標識 HRP
測定対象 ヒト
対象検体 血清・EDTA血漿
測定範囲 0.14 ~ 9 ng/mL
一次反応 37℃ 60分間
ニ次反応 37℃ 30分間
感度 0.07 ng/mL
特異性 ヒトの血清、ヒトEDTA血漿のHuman Uromodulinを特異的に検出します。
保管 2 ~ 8 ℃
毒物劇物 非該当
カルタヘナ 非該当
測定サービス なし
容量1 96Well
価格1 ご購入はこちらからどうぞ
備考1 ※検体によっては、下記専用希釈用緩衝液の購入が別途必要になる場合もございます。詳細はデータシートにてご確認ください。
※EIA Bufferの組成は製品により異なる場合がありますので、必ず本製品専用のEIA Bufferをご利用ください。

製品コード: 27799D-30mL
製品名:27799 EIA buffer
容量: 30 mL
価格: 6,000 円

製品説明

製品説明

 Uromodulin は腎臓の中でも尿細管のみで産生される、臓器特異性の極めて高いタンパク質です。ウロモジュリンはそのほぼ全量が尿中に排泄されますが、わずかながら血液中にも存在します。尿中に排泄されるウロモジュリンは、単体のまま排泄されることもあれば、尿の性状や病状により凝集し硝子円柱などとなって排泄されることもあります。一方、血清中のウロモジュリンは単体であることが多いので、より定量測定に適していると報告されています。

 腎臓病は、腎臓の糸球体や尿細管の機能が悪くなることで発症する病気です。症状はタンパク尿、血尿、むくみなど様々ありますが、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。 腎臓機能は推算糸球体ろ過量(eGFR)を計算することで、おおよその状態を推定することができると期待されています。eGFRの計算にはクレアチニンもしくはシスタチンCの数値を用いますが、どちらも検出されるまでのブラインド領域が存在し、検出時には腎機能が半分しかないということが起こりえると報告されています。
 ウロモジュリンは血中濃度がeGFRと高い正の相関関係にあり、血中ウロモジュリン濃度の測定値の推移からeGFRの計算を要さずにわずかな腎機能低下の把握や腎機能の推移の評価ができる可能性が報告されています。

 また、急性尿細管障害や急性間質性腎炎では異常高値を示すことがあり、急性腎障害の診断や治療評価の指標となることが期待されています。特に、急性間質性腎炎の大部分は薬剤の副作用で生じる病態であるうえ、診断に難渋することが多く、診断がつかないまま不可逆的な腎機能低下に至ってしまうことが少なくありません。投与薬剤の腎臓における安全性確認に「ウロモジュリンの定期測定」が役に立つ可能性が示唆されています。
 血中ウロモジュリン濃度の高低がCKD患者の死亡率・心疾患系イベント発生率・腎不全進行率や移植後腎不全リスクと関連があることが示唆されており重要なバイオマーカーであることが期待されています。

Keywords:
CKD / eGFR / Kidney function / Tamm–Horsfall protein / Uromodulin

よくある質問FAQ

よくある質問FAQ

  • 質問
    Q.尿検体で測定できますか?
  • 回答
    A.測定可能ですが、不安定です。
    希釈倍率10,000~20,000倍で測定範囲に入ると思われますが、希釈倍率については各施設で適宜ご検討ください。
    その場合、希釈用緩衝液27799D-30mLを別途ご購入頂く必要がございます。
  • 質問
    Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
  • 質問
    Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
  • 質問
    Q.使用プレートの特徴を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
  • 質問
    Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
    ※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
    1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。
  • 質問
    Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
  • 質問
    Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
  • 質問
    Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
  • 質問
    Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
  • 質問
    Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
  • 質問
    Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.自動洗浄機での洗浄を推奨します。
    洗浄瓶による洗浄の場合こちらの動画をご参照ください。
  • 質問
    Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
    必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。