#27412 Human Total Angiotensinogen Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト
- 対象検体:
- 血清, EDTA-血漿, 尿, 培養上清 (※検体によっては、別途希釈液の購入が必要になる場合もございます。詳細はデータシートにてご確認ください。)
- 測定範囲:
- 0.31 ~ 20 ng/mL (6.0 ~ 384.6 pmol/L)
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 132,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27412 |
---|---|
製品名 | Human Total Angiotensinogen Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト |
対象検体 | 血清, EDTA-血漿, 尿, 培養上清 (※検体によっては、別途希釈液の購入が必要になる場合もございます。詳細はデータシートにてご確認ください。) |
測定範囲 | 0.31 ~ 20 ng/mL (6.0 ~ 384.6 pmol/L) |
一次反応 | 37℃ 60分間 |
ニ次反応 | 37℃ 30分間 |
感度 | 0.03 ng/mL |
特異性 | 測定物質 交差率 Human Angiotensinogen 100.0% Angiotensin I < 0.1 % Angiotensin II < 0.1 % Angiotensin III < 0.1 % Angiotensin IV < 0.1 % Angiotensin (1-7) < 0.1 % Angiotensin (1-9) < 0.1 % Human albumin < 0.1 % Human IgG < 0.1 % Human Angiopoietin-like 3 < 0.1 % |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | あり |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 132,000円 |
備考1 | ※検体によっては、下記専用希釈用緩衝液の購入が別途必要になる場合もございます。詳細はデータシートにてご確認ください。 ※EIA Bufferの組成は製品により異なる場合がありますので、必ず本製品専用のEIA Bufferをご利用ください。 製品コード: 27412D100 製品名: Human Angiotensinogen EIA buffer 100 容量: 100 mL 価格: 17,000 円 |
製品説明
製品説明
アンジオテンシノーゲンはアンジオテンシンの前駆体であり、レニンーアンジオテンシン系においてアンジオテンシンI、IIへと分解され、血圧の制御に重要な役割を果たしていることは古くから報告されてきました。近年、このレニンーアンジオテンシン系の動脈圧制御や高血圧症の病態生理学における役割に関する興味は、種々の組織における局所的な役割へと転換してきています。これらの研究の中で、アンジオテンシンII (AII) 依存型高血圧症モデルラットにおいてアンジオテンシノーゲンの尿中への排出量が腎内局所レニンーアンジオテンシン系の活動性の指標になることが報告されています。AII 依存型高血圧症では、血漿AII の平衡だけでは説明出来ない程度に腎内AII が増加しており、これにはAII の細胞内取り込みの増加と、腎内アンジオテンシノーゲンの発現の増加との二つの機序が提唱されています。
本キットでは、Human Total Angiotentinogen を定量できます。
本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら
Keywords:
RAAS / ACE / Angiotensinogen / Angiotensin II / AGT
本キットでは、Human Total Angiotentinogen を定量できます。
本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら
Keywords:
RAAS / ACE / Angiotensinogen / Angiotensin II / AGT
参考文献
参考文献
- Zilebesiran, an RNA Interference Therapeutic Agent for Hypertension Akshay S Desai et al. N Engl J Med.2023 Jul 20;389(3):228-238.PMID: 37467498
- Elevated urinary angiotensinogen excretion links central and renal hemodynamic alterations. Kosaki K et al. Sci Rep. 2023 Jul 17;13(1):11518.PMID: 37460637
- Evidence for Impaired Renin Activity in Postural Orthostatic Tachycardia Syndrome. Spahic JM et al. J Clin Med. 2023 Jul 13;12(14):4660.PMID: 37510775
- Renal Angiotensinogen Is Predominantly Liver Derived in Nonhuman Primates. Kukida M et al. Arterioscler Thromb Vasc Biol. 2021 Nov;41(11):2851-2853.PMID: 34496634
- Antisense Inhibition of Angiotensinogen With IONIS-AGT-LRx: Results of Phase 1 and Phase 2 Studies. Morgan ES et al. JACC Basic Transl Sci. 2021 May 3;6(6):485-496.PMID: 34222719
- The Role of Urinary Angiotensinogen in Kidney Interstitial Inflammation and Renal Prognosis. Dou Y et al. Iran J Kidney Dis. 2019 Nov;13(6):372-379.PMID: 31880583
- Urinary angiotensinogen antedates the development of stage 3 CKD in patients with type 1 diabetes mellitus. Ba Aqeel S et al. Physiol Rep. 2019 Oct;7(19):e14242.PMID: 31605461
- Urinary Angiotensinogen Could Be a Prognostic Marker of Renoprotective Effects of Alogliptin in Patients with Type 2 Diabetes. Mizushige T et al. J Diabetes Res. 2015;2015:517472.PMID: 26380312
- Urinary Biomarkers for Screening for Renal Scarring in Children with Febrile Urinary Tract Infection: Pilot Study. Kitao T et al. J Urol. 2015 Apr 29. pii: S0022-5347(15)03891-4.PMID: 25934442
- Urinary angiotensinogen level is increased in preterm neonates. Suzue M et al. Clin Exp Nephrol. 2015 Apr;19(2):293-7.PMID: 24792728
- Association between urinary angiotensinogen excretion rates and left ventricular mass index and carotid intima-media thickness in hypertensive kidney transplant recipients. Tiryaki O et al. Clin Transplant. 2015 Apr;29(4):351-8.PMID: 25627691
- Circadian rhythm of plasma and urinary angiotensinogen in healthy volunteers and in patients with chronic kidney disease Nishijima Y et al. J renin Angiotensin Aldosterone Syst. 2014 Dec;15(4):505-8.PMID: 25381307
- Urinary angiotensinogen excretion is associated with blood pressure independent of the circulating renin-angiotensin system in a group of african ancestry. Michel FS et. al. Hypertension. 2014 Jul;64(1):149-56.PMID: 24777983
- Changes in urinary angiotensinogen posttreatment in pediatric IgA nephropathy patients. Urushihara M et al. Pediatr Nephrol. 2014 Dec 20.PMID: 25523477
- Poor glycemic control and decreased renal function are associated with increased intrarenal RAS activity in Type 2 diabetes mellitus. Nakatani S et al. Diabetes Res Clin Pract. 2014 Jul;105(1):40-6.PMID: 24846444
- Urinary angiotensinogen is correlated with blood pressure in men (Bogalusa Heart Study) Kobori H et al. J Hypertens. 2010 Jul;28(7):1422-8.PMID: 20375906
- Urinary angiotensinogen as a potential biomarker of severity of chronic kidney diseases. Kobori H et al. J Am Soc Hypertens. 2008 Sep-Oct;2(5):349-54.PMID: 18958182
- Novel sandwich ELISA for human angiotensinogen. Katsurada A et al. Am J Physiol Renal Physiol. 2007 Sep;293(3):F956-60.PMID: 17553939
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.認識部位はどこですか。
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A.固相抗体(Anti-Human AGT (72) Rabbit IgG Affinity Purify ) のエピトープは、IQAKTSPVDEKALQDQLVLVです。HRP標識抗体 (Anti- Human AGT (601) Mouse IgG)のエピトープは不明ですが、検知部位はC末端側です。
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Q.尿はいつ採取したものが適切ですか。
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A.随時尿を推奨します。
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Q.尿採取後の保存について教えてください。
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A.採尿後は、直ちに-80°Cにて保存してください。
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Q.尿検体を遠心かける際のrpmと所要時間について教えてください。
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A.遠心は必要ありません。
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Q.健常人の血中 Total Angiotensinogen濃度、基準範囲などデータはありますか。
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A.下記キット製品化時の論文をご参照ください。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=17553939
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Q.イヌの検体で使用できますか。
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A.ヒトとイヌのエピトープは異なるので当該キットでイヌの検体は測れません。
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Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。 -
Q.コントロールセットの品質管理 (QC) 許容範囲は、どのように設定していますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.原則、能書記載の標準値を基本に±15%~20%にて設定しています。
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Q.コントロールセットの有効期限はどのぐらいですか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.出荷日から起算し、未開封にて12か月です。
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Q.コントロールセットの保管条件について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.冷蔵(2~10℃)保存してください。
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Q.コントロールセットを溶解後、再利用はできますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.できません。
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Q.コントロールセットの形状について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.凍結乾燥品です。