#27364 Human T-Cadherin(130K) ELISA Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト
- 対象検体:
- 血清, EDTA血漿
- 測定範囲:
- 0.03 ~ 2 ng/mL
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 108,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27364 |
---|---|
製品名 | Human T-Cadherin(130K) ELISA Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト |
対象検体 | 血清, EDTA血漿 |
測定範囲 | 0.03 ~ 2 ng/mL |
一次反応 | 37℃ 90分間 |
ニ次反応 | 2~8℃ 30分間 |
感度 | 0.01 ng/mL |
保管 | 2~8°C |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | あり |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 108,000円 |
製品説明
製品説明
T-カドヘリン(T-cad)は、脂肪細胞分泌因子アディポネクチン(APN)と結合するタンパク質です。善玉タンパクとして知られるAPNはT-cadを介して大動脈や心臓、骨格筋ならびに全身組織に存在する間葉系幹細胞等に結合・集積し、エクソソーム産生を促進し、臓器組織保護効果を発揮していると考えられています。またT-cad遺伝子近傍のSNPsはヒトの耐糖能異常や心血管疾患リスクと強く連関します。
近年、このT-cadが可溶型としてヒト血中に存在すること、その形態として130kDa、100kDa、30kDaの3種類が存在することが明らかとなりました。この3種類の可溶型T-cadは2型糖尿病患者における様々な臨床パラメータと相関し、また心筋梗塞という急性期においては急激な濃度変化をきたし、バイオマーカーとしての有用性が期待されます。
さらに可溶型T-cadには、膵β細胞の増殖を促し、インスリン分泌能の低下を抑制する作用が見出されたことから、液性因子としての機能も注目されています。
弊社で販売している3種のELISAは、① 130kDaの分子種のみを測定、② 30kDa + 130kDaの分子種を測定、③ 100kDa + 130kDaの分子種を測定するELISAキットです。
近年、このT-cadが可溶型としてヒト血中に存在すること、その形態として130kDa、100kDa、30kDaの3種類が存在することが明らかとなりました。この3種類の可溶型T-cadは2型糖尿病患者における様々な臨床パラメータと相関し、また心筋梗塞という急性期においては急激な濃度変化をきたし、バイオマーカーとしての有用性が期待されます。
さらに可溶型T-cadには、膵β細胞の増殖を促し、インスリン分泌能の低下を抑制する作用が見出されたことから、液性因子としての機能も注目されています。
弊社で販売している3種のELISAは、① 130kDaの分子種のみを測定、② 30kDa + 130kDaの分子種を測定、③ 100kDa + 130kDaの分子種を測定するELISAキットです。
参考文献
参考文献
- Time-Series Change of Serum Soluble T-Cadherin Concentrations and Its Association with Creatine Kinase-MB Levels in ST-Segment Elevation Myocardial Infarction. Iioka M et al. J Atheroscler Thromb. 2022 Dec 1;29(12):1823-1834.PMID: 35228485
- Identification and Clinical Associations of 3 Forms of Circulating T-cadherin in Human Serum. Fukuda S et al. J Clin Endocrinol Metab. 2021 Apr 23;106(5):1333-1344.PMID: 33539522
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.マウスと交差しますか。
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A.はい、交差します。
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Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。