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#11106 Anti-Human YB-1 (21A3) Mouse IgG MoAb

  • WB
  • ヒト 肝癌
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB, IHC
容量1:
100 μg
価格1:
64,000円
容量2:
10 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング
IHC:免疫組織化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 11106
製品名 Anti-Human YB-1 (21A3) Mouse IgG MoAb
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB, IHC
検出対象 ヒト
免疫抗原 Human YB-1 のリコンビナントタンパク質
起源 マウス×マウス ハイブリドーマ (培養上清) (X63 - Ag 8.653 × BALB/cマウス脾臓細胞)
クローン名 21A3
サブクラス IgG1
精製方法 プロテインA精製
包装形態 1 % BSA, 0.05 % NaN3含有PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 100 μg
価格1 64,000円
容量2 10 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

YB-1 (Y-box binding protein-1)は高度に保存されたcold shock domainを有し、CCAAT boxに結合する転写因子です。この配列は薬剤耐性遺伝子MDR1のプロモーター領域に存在し、YB-1がMDR1遺伝子産物であるP-Glycoproteinの転写に関与していることから、シスプラチン耐性のがん細胞株でP-Glycoproteinが高発現すると報告されています。YB-1は通常細胞質に存在しますがUV照射や抗がん剤処理を受けたがん細胞では核へ移行します。また、PCNAやp53と関連してDNA損傷、修復に関与するとも考えられています。非小細胞肺がんの約半数で核に高発現しており、特に扁平上皮がんにおいて核に発現している症例では予後が不良であったことが報告されています。また、乳がんにおける術後化学療法施行例において、YB-1陽性例では5年再発率が66% (YB-1陰性例では0%)と、予後が悪く、HER2発現との相関は見られなかったことなどが報告されています。さらに、YB-1の発現が肝がんの予後マーカーになり得ることも報告されています。