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#28145 Anti-Human Girdin (Phospho-Y1764) Rabbit IgG A.P.

  • Girdinによる細胞運動の制御モデル 画像提供: 名古屋大学医学部・医学系研究 科 腫瘍病理学/分子病理学分野 高橋雅英教授
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB, ICC
容量1:
50 μg
価格1:
75,000円
容量2:
5 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング
ICC:免疫細胞化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 28145
製品名 Anti-Human Girdin (Phospho-Y1764) Rabbit IgG A.P.
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB, ICC
検出対象 ヒト
免疫抗原 ヒトGirdinのリン酸化部分合成ペプチド (RKTEDT(pY)FISSAG)
精製方法 抗原ペプチドによる特異精製
特異性 ヒトのリン酸化Girdinに反応
包装形態 1 % BSA,0.05 % NaN3含有PBS 0.5mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 50 μg
価格1 75,000円
容量2 5 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

Girdinは、がん細胞の浸潤や転移に重要な役割を果たす新しいタンパク質です。名古屋大学 高橋らの研究チームは酵母two-hybrid法を用いたスクリーニングにより、Aktの新規基質であるGirdin (Girders of actin filamentの略)を発見し、GirdinがAktの下流で細胞運動に重要な役割を果たしていることを明らかにしました。機能解析によりGirdinが新規アクチン結合蛋白であり、Aktによってリン酸化を受けるとアクチン線維の再構成を生じ、細胞運動に重要な役割を果たす細胞先導端のラメリポディアの形成に関与していることが証明されました。

当社では、リン酸化Girdin抗体を含む各種抗体を販売しており、最近これらを用いた研究により、Girdinのリン酸化状態の変化が、細胞移動に関連したin vivo, in vitroでの構造変化に関連していることが示されています。