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#28147 Anti-Human Daple Rabbit IgG Affinity Purify

  • Girdin関連タンパク質、 Daple、Gipieの一次構造の比較 画像提供: 名古屋大学医学部・医学系研究 科 腫瘍病理学/分子病理学分野 高橋雅英教授
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB, IHC, ICC
容量1:
100 μg
価格1:
75,000円
容量2:
10 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング
IHC:免疫組織化学
ICC:免疫細胞化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 28147
製品名 Anti-Human Daple Rabbit IgG Affinity Purify
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB, IHC, ICC
検出対象 ヒト
免疫抗原 Dapleの部分合成ペプチド (EPGGDPQTVWYEYG)
精製方法 抗原ペプチドによる特異精製
特異性 ヒトのDapleに反応
包装形態 1 % BSA,0.05 % NaN3含有PBS 1.0mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2~8℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 100 μg
価格1 75,000円
容量2 10 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

古典的(β-catenin依存的)および非古典的(β-catenin非依存的)Wntシグナル伝達経路は胚発生、組織の細胞構築の形成・維持、細胞の増殖などを制御するシグナル伝達経路であり、癌を含む多くの病態に関与しています。中でも、非古典的Wntシグナル伝達経路は組織の極性決定や細胞の運動を制御することが知られており、本経路ではスキャフォールド分子Dishevelled(Dvl)と、その下流で活性化する低分子量GTPaseのRhoファミリー分子群(Rac, Rho)が不可欠な役割を果たすことが明らかにされています。

Dapleは大阪大学の菊池章教授のグループによって同定された分子で、GirdinやGipieと配列上の相同を示します。DapleはDvlと結合し、その相互作用を介してWnt5a刺激依存的なRacの活性化を制御することが示されました。培養細胞を用いた実験で、Dapleはアクチン骨格の再構成や細胞運動に必要であること、また、Dapleノックアウトマウスの解析により、本分子機構が皮膚の創傷治癒に重要な役割を果たすことも明らかとなりました。