#27752 BACE1 Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト, マウス, ラット
- 対象検体:
- 脳組織抽出液, 培養細胞抽出液
- 測定範囲:
- 1.56 ~ 100 ng/mL
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 108,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27752 |
---|---|
製品名 | BACE1 Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト, マウス, ラット |
対象検体 | 脳組織抽出液, 培養細胞抽出液 |
測定範囲 | 1.56 ~ 100 ng/mL |
一次反応 | 37℃ 60分間 |
ニ次反応 | 2 ~ 8℃ 30分間 |
感度 | 0.16 ng/mL |
特異性 | 測定物質 交差性 Human BACE1 100.0% Human BACE1(1-460) ≦0.1% |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | なし |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 108,000円 |
製品説明
製品説明
アルツハイマー病 (AD)の神経病理学的特徴は、大脳皮質に広範に沈着するアミロイドβタンパク (Aβ)ですが、脳内Aβ蓄積はADに疾患特異性が強く、家族性のADをきたす遺伝子変異がAβを増加させることから、AβはADの発症機構に極めて重要な意義を有しているものと考えられています。Aβは I 型の膜タンパクであるAβ前駆体タンパク (APP)よりタンパク分解によって生じますが、そのN末端で切断するものがβセクレターゼと呼ばれており、Aβ産生の最初の段階で作用するプロテアーゼであるとみなされています。βセクレターゼは主要なものがβ-site APP Cleaving Enzyme1 (BACE1)として同定されており、そのホモローグとしてのBACE2も見出されています。孤発性AD患者の脳においてはBACE1活性の増加が報告されていることからも、ADの治療薬としてBACE1の阻害薬が注目されています。 本製品は、ヒト、マウス、ラットの、組換え体、自然体いずれのBACE1 も測定可能です。
本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら
本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら
参考文献
参考文献
- CRISPR Transcriptional Activation Analysis Unmasks an Occult γ-Secretase Processivity Defect in Familial Alzheimer's Disease Skin Fibroblasts. Inoue K et al. Cell Rep. 2017 Nov 14;21(7):1727-1736.PMID: 29141208
- Abnormal Changes of Brain Cortical Anatomy and the Association with Plasma MicroRNA107 Level in Amnestic Mild Cognitive Impairment. Wang T et al. Front Aging Neurosci. 2016 May 18;8:112.PMID: 27242521
- The feasibility of utilizing plasma MiRNA107 and BACE1 messenger RNA gene expression for clinical diagnosis of amnestic mild cognitive impairment. Wang T et al. J Clin Psychiatry. 2015 Feb;76(2):135-41.PMID: 25742200
- Stimulation of the amyloidogenic pathway by cytoplasmic superoxide radicals in an Alzheimer's disease mouse model. Murakami K et al. Biosci Biotechnol Biochem. 2012;76(6):1098-103.PMID: 22790929
- Molecular insights into beta-galactoside alpha2,6-sialyltransferase secretion in vivo. Kitazume S et al. Glycobiology. 2009 May;19(5):479-87.PMID: 19150807
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.当該キットはBACE2に交差しますか。
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A.交差しません。
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Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
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Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。 -
Q.コントロールセットの品質管理 (QC) 許容範囲は、どのように設定していますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.原則、能書記載の標準値を基本に±15%~20%にて設定しています。
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Q.コントロールセットの有効期限はどのぐらいですか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.出荷日から起算し、未開封にて12か月です。
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Q.コントロールセットの保管条件について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.冷蔵(2~10℃)保存してください。
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Q.コントロールセットを溶解後、再利用はできますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.できません。
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Q.コントロールセットの形状について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.凍結乾燥品です。