#27784 GLP-1, Active form Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト, マウス, ラット
- 対象検体:
- EDTA-血漿
- 測定範囲:
- 1.25 ~ 80 pmol/L
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 77,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
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製品概要
製品概要
製品コード | 27784 |
---|---|
製品名 | GLP-1, Active form Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト, マウス, ラット |
対象検体 | EDTA-血漿 |
測定範囲 | 1.25 ~ 80 pmol/L |
一次反応 | 37℃ 60分間 |
ニ次反応 | 2 ~ 8℃ 60分間 |
感度 | 0.10 pmol/L |
特異性 | 測定物質 交差率 GLP-1 (7-36)amide 100.0% GLP-1 (7-37) 100% GLP-1 (1-37) 0.32% GLP-1 (9-36) amide <0.1 % GLP-2 <0.1 % Glucagon <0.1 % Human GIP <0.1 % Mouse GIP <0.1 % |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | あり |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 77,000円 |
製品説明
製品説明
インクレチンは、食後にランゲルハンス島のベータ細胞からのインシュリン分泌量を増加させる一群の消化管ホルモンです。インクレチンはまた、ランゲルハンス島のアルファ細胞からのグルカゴンの分泌を抑制します。その結果、インクレチンは胃内容排出を減らすことによって血中の栄養分の吸収速度を減速し、直接的に食物摂取を減らします。インクレチンの基準を満たす2つの主な候補分子は、GLP-1 (glucagon-like peptide-1) とGIP (Gastric inhibitory peptide or Glucose-dependent insulinotropic polypeptide)です。1983年にヒトProglucagon遺伝子が単離され、その後ヒトのプログルカゴンの配列が推定されました。更にその後、GLP-1の特定の配列がインシュリン分泌促進作用を持つことが判明し、それがGLP-1(7-36)amideでした。現在GLP-1 (7-36) amideとGLP-1 (7-37)が活性型とされており、これらは血中でDPP-IVによって短時間のうちに不活性化され、GLP-1 (9-36) amideおよびGLP-1 (9-37)になります。現在では、タブレットとして経口的に服用できるいくつかのDPP-IV抑制剤が、糖尿病の治療法としてすでに開発されています。このELISAキットは、活性型GLP-1 (GLP-1 (7-36) amideとGLP-1 (7-37) )を特異的に測定することができます。
本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら
Keywords:
GIP / GLP-1 / Insulin / Incretin
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Keywords:
GIP / GLP-1 / Insulin / Incretin
参考文献
参考文献
- Effects of anagliptin on plasma glucagon levels and gastric emptying in patients with type 2 diabetes: An exploratory randomized controlled trial versus metformin. Nakagawa T et al. Randomized Controlled Trial Diabetes Res Clin Pract. 2019 Dec;158:107892.PMID: 31669625
- GPR40 full agonism exerts feeding suppression and weight loss through afferent vagal nerve.Ueno H et al. PLoS One. 2019 Sep 16;14(9):e0222653.PMID: 31525244
- The Dipeptidyl Peptidase-4 Inhibitor Linagliptin Ameliorates High-fat Induced Cognitive Decline in Tauopathy Model Mice. Nakaoku Y et al. Int J Mol Sci. 2019 May 23;20(10). pii: E2539.PMID: 31126115
- Solid-phase extraction treatment is required for measurement of active glucagon-like peptide-1 by enzyme-linked immunosorbent assay kit affected by heterophilic antibodies. Hasegawa T et al. J Diabetes Investig. 2018 Jul 11.PMID: 29993194
- Addition of sitagliptin or metformin to insulin monotherapy improves blood glucose control via different effects on insulin and glucagon secretion in hyperglycemic Japanese patients with type 2 diabetes. Otsuka Y et al. Endocr J. 2015;62(2):133-43.PMID: 25328079
- Influence of hemodialysis on incretin hormones and insulin secretion in diabetic and non-diabetic patients. Masajtis-Zagajewska A et al. Int Urol Nephrol. 2013 Dec;45(6):1733-40.PMID: 23670285
- Plant-rich mixed meals based on Palaeolithic diet principles have a dramatic impact on incretin, peptide YY and satiety response, but show little effect on glucose and insulin homeostasis: an acute-effects randomised study. Bligh HF et al.PMID: 25661189
- Mechanism of action of hypoglycemic effects of an intestine-specific inhibitor of microsomal triglyceride transfer protein (MTP) in obese rats.Sakata S et al. J Pharmacol Sci. 2015 Jan;127(1):103-8.PMID: 25704025
- DPP-4 inhibition with linagliptin ameliorates cognitive impairment and brain atrophy induced by transient cerebral ischemia in type 2 diabetic mice. Ma M et al. Cardiovasc Diabetol. 2015 May 20;14:54.PMID: 25986579
- The dipeptidyl peptidase-4 inhibitor des-fluoro-sitagliptin regulates brown adipose tissue uncoupling protein levels in mice with diet-induced obesity. Shimasaki T et al. PLoS One. 2013 May 16;8(5):e63626.PMID: 23696840
- Dipeptidyl peptidase-4 inhibitor linagliptin attenuates neointima formation after vascular injury. Terawaki Y et al. Cardiovasc Diabetol. 2014 Nov 19;13:154.PMID: 25407968
- DPP-4 inhibitor linagliptin ameliorates cardiovascular injury in salt-sensitive hypertensive rats independently of blood glucose and blood pressure. Koibuchi N et al. Cardiovasc Diabetol. 2014 Nov 29;13:157.PMID: 25471116
- Ileal interposition reduces blood glucose levels and decreases insulin resistance in a type 2 diabetes mellitus animal model by up-regulating glucagon-like peptide-1 and its receptor. Sun X et al. Int J Clin Exp Pathol. 2014 Jun 15;7(7):4136-42. eCollection 2014.PMID: 25120793
Note: Retrieve by PMID number in displayed by abstract: http://www.ncbi.nlm.nih.gov
よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.DPP阻害剤の条件を教えてください。
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A.GLP-1 active formの測定には、DPP4阻害剤入りの採血管で採血したEDTA血漿が対 象となります。BD™ P800 GLP-1, GIP, Glucagon, Ghrelin保存用真空採血管をご使用いただくか、DPP4 inhibitorを用いて、活性をブロックしてか ら測定する必要があります。DPP阻害剤の量は、血液1mLに対し10uL、あるいは血漿1mLに対し20uL です。
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Q.血中検体の希釈倍率はどの程度ですか。
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A.2倍からお試しください。
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Q.健常人検体の推奨希釈倍率はどの程度ですか。
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A.2~4倍です。
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Q.本キットではリラグルチドなど2型糖尿病治療薬も測定できますか。
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A.本キットでリラグルチドは測定できますが、その他の薬剤については未確認です。
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Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。 -
Q.コントロールセットの品質管理 (QC) 許容範囲は、どのように設定していますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.原則、能書記載の標準値を基本に±15%~20%にて設定しています。
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Q.コントロールセットの有効期限はどのぐらいですか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.出荷日から起算し、未開封にて12か月です。
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Q.コントロールセットの保管条件について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.冷蔵(2~10℃)保存してください。
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Q.コントロールセットを溶解後、再利用はできますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.できません。
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Q.コントロールセットの形状について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.凍結乾燥品です。