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#10501 Anti- PP (Pancreatic Polypeptide) (23-2D3) Mouse IgG MoAb

  • 膵PP細胞 蛍光免疫染色
  • 膵PP細胞 DAB染色
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
IHC
容量1:
50 μg
価格1:
64,000円
容量2:
5 μg
価格2:
17,000円
アプリケーション略称の説明
IHC:免疫組織化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 10501
製品名 Anti- PP (Pancreatic Polypeptide) (23-2D3) Mouse IgG MoAb
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション IHC
検出対象 ヒト, マウス, ラット
免疫抗原 Mouse PP 合成ペプチド
起源 マウス×マウス ハイブリドーマ (培養上清)
(SP2/0-Ag14 ×PPYcre/creマウス細胞)
クローン名 23-2D3
サブクラス IgG1
精製方法 Protein G 精製
特異性 ヒト、マウス、ラットのPP に特異的に反応します。
NPY, PYY には交差しません。
包装形態 1 % BSA,0.05 % NaN3含有PBS 1.0 mLに溶解したものを凍結乾燥
保管 2 ~ 8 ℃
毒物劇物 該当
カルタヘナ 非該当
容量1 50 μg
価格1 64,000円
容量2 5 μg
価格2 17,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

Pancreatic Polypeptide (PP) は、膵臓ランゲルハンス島のPP 細胞 (F細胞or
γ細胞)によって分泌される36 アミノ酸からなるポリペプチドであり、Peptide
YY(PYY), Neuropeptide Y(NPY)とともにNPY ファミリーペプチドに分類され
ています。これらのNPY ファミリーの受容体にはY1,Y2,Y4,Y5,Y6 の5
つのサブタイプが存在していますが、PP は中でもY4 レセプターとの親和性が
強く、視床下部のY4 レセプターに作用して食欲を抑制する飽食因子として知
られています。
最近、PP は糖負荷後α細胞上のY4 レセプターに作用し、グルカゴンの分泌
を抑制する血糖調節因子である可能性が報告され注目されています。PP は食事
の後、迷走神経の刺激を介し分泌が惹起され、摂食調節に関与すると考えられ
ています。
PP 細胞はPP とPYY の両方を産生することが報告されていますが、PP と
PYY の両分子のアミノ酸配列は相同性が高いためPP 研究に使用する抗体は高
い特異性が必要とされます。
本抗体は、ヒト、ラット、マウスのPP に特異的に反応し、膵島PP 細胞の免疫
組織染色(蛍光免疫染色およびDAB 染色)に使用することができます。

参考文献

参考文献