#27776 Human APP βCTF Assay Kit - IBL
- 使用用途:
- 研究用試薬
- 測定方法:
- ELISA
- 測定対象:
- ヒト
- 対象検体:
- 培養細胞抽出液
- 測定範囲:
- 0.19 ~ 12 pmol/L
- 容量1:
- 96 Well
- 価格1:
- 108,000円
※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。
製品概要
製品概要
製品コード | 27776 |
---|---|
製品名 | Human APP βCTF Assay Kit - IBL |
メーカー名 | 株式会社免疫生物研究所 |
使用用途: | 研究用試薬 |
測定方法 | ELISA |
標識 | HRP |
測定対象 | ヒト |
対象検体 | 培養細胞抽出液 |
測定範囲 | 0.19 ~ 12 pmol/L |
一次反応 | 2 ~ 8℃ Overnight |
ニ次反応 | 2 ~ 8℃ 60分間 |
感度 | 0.02 pmol/L |
特異性 | 測定物質 交差率 Human APP βCTF 100.0% Human sAPPβ-Wild Type ≦0.1 % Human sAPPβ-Swedish Type ≦0.1 % Human sAPPα ≦0.1 % |
保管 | 2 ~ 8 ℃ |
毒物劇物 | 非該当 |
カルタヘナ | 非該当 |
測定サービス | なし |
容量1 | 96 Well |
価格1 | 108,000円 |
製品説明
製品説明
アルツハイマー病は1907 年ドイツの神経病理学者A. Alzheimer によって最初に報告され、現在では老人性認知症の最も大きな原因となっています。老人性認知症に多く見られる老人斑の主要構成タンパク質であるAmyoidβ (以下Aβと略します)は、アミロイド前駆体タンパク質(Amyloid Precursor Protein 695, 751 または770 アミノ酸からなる膜タンパク、以下APP と略します)から、まずβ-セクレターゼ、続いてγ-セクレターゼの働きにより切り出されて産生されることが知られています。一方、β-セクレターゼで切断され、γ-セクレターゼによる切断を受ける前の断片であるβCTF (β-secretase C-terminal Fragment) が存在することも報告されています。APPの代謝に関わる研究において、Aβ, soluble APPα/βなどに加え、このβCTFを測定することも重要な意義があると考えられます。本キットは細胞溶解液などに含まれるHuman APP βCTFを測定できます。
本製品はコントロールセット別売り可能製品です。詳細はこちら
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よくある質問FAQ
よくある質問FAQ
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Q.マウスおよびラット検体での使用はできますか。
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A.野生型のマウスおよびラット検体は使用できません。ただしAPP-transgenic (Tg2576)マウスは使用可能です。
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Q.組織抽出処理に、お勧めの緩衝液はありますか。
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A.当社製品 #19022 IBLysisを推奨します。
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Q.キットに同梱されている抗体のエピトープを教えてください。
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A.HRP標識抗体 (Anti-Human Aβ (N) (82E1) Mouse IgG MoAb Affinity Purify at N-Terminal)のエピトープはDAEFRHDSGYEVHHQKです。
固相抗体 (Anti-Human APP-C Rabbit IgG Affinity Purify at C terminal)のエピトープはNGYENPTYKFFEQMQNです。 -
Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
ELISA共通FAQ -
A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
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Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
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Q.使用プレートの特徴を教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
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Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。 -
Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
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Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
ELISA共通FAQ -
A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
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Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
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Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
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Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
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Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
ELISA共通FAQ -
A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
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Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
ELISA共通FAQ -
A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
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Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
ELISA共通FAQ -
Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
ELISA共通FAQ -
A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。 -
Q.コントロールセットの品質管理 (QC) 許容範囲は、どのように設定していますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.原則、能書記載の標準値を基本に±15%~20%にて設定しています。
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Q.コントロールセットの有効期限はどのぐらいですか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.出荷日から起算し、未開封にて12か月です。
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Q.コントロールセットの保管条件について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.冷蔵(2~10℃)保存してください。
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Q.コントロールセットを溶解後、再利用はできますか。
コンロトールセット共通FAQ -
A.できません。
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Q.コントロールセットの形状について教えてください。
コンロトールセット共通FAQ -
A.凍結乾燥品です。