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#10041 Anti-Human p53 (Bp53-12) Mouse IgG MoAb

  • ヒト 大腸癌
使用用途:
研究用試薬
アプリケーション:
WB, IHC
容量1:
500 μg
価格1:
75,000円
容量2:
200 μg
価格2:
42,000円
アプリケーション略称の説明
WB:ウェスタン・ブロッティング
IHC:免疫組織化学

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。

製品概要

製品概要

製品コード 10041
製品名 Anti-Human p53 (Bp53-12) Mouse IgG MoAb
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
アプリケーション WB, IHC
検出対象 ヒト
免疫抗原 p53のリコンビナントタンパク質
起源 マウス×マウス ハイブリドーマ(X63-Ag8.653×BALB/cマウス脾臓細胞)
クローン名 Bp53-12
サブクラス IgG2a
精製方法 Protein Aによる特異精製
特異性 野生型、変異型p53と反応します。
包装形態 PBS 1 mLに溶解したものを凍結乾燥 (BSA, NaN3不含)
保管 2~8℃
毒物劇物 非該当
カルタヘナ 非該当
容量1 500 μg
価格1 75,000円
容量2 200 μg
価格2 42,000円
備考1 商業製品の原料としてお求めの場合、当社の許可が必要となります。

製品説明

製品説明

p53は、当初がん抑制遺伝子産物としてではなく、DNA型がんウイルスSV40のlarge T抗原と結合する53kDaの細胞タンパク質として見出されました。当時は、p53が細胞トランスフォーミング活性をもつことから、がん遺伝子であると考えられていましたが、その後、トランスフォーミング活性をもつのは変異型で、正常なp53遺伝子(野生型)は、がん抑制遺伝子として機能することが報告されています。 またp53は、遺伝的にさまざまながんを強発現するLi-Fraumeni症候群の原因遺伝子であり、非遺伝性腫瘍においても広範かつ高頻度に突然変異が見られることから、p53遺伝子の異常(変異型)が、細胞のがん化に深く関与しているものと考えられています。その他p53は放射線や薬剤などによるDNA損傷に応答して、DNA修復のために細胞周期停止の働きをしたり、傷ついた遺伝情報が伝わらないようにアポトーシスを引き起こす活性をもつと考えられています。生化学的には、四量体(C末端領域で出来た二量体どうしの相互作用により形成される)で働く転写因子として作用し、特異的な塩基配列に結合し転写を活性化します。標的として、GADD45, MDM2, MCK, p21/WAF, cyclin G遺伝子などが明らかにされています。