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#27360 Rat Osteopontin Assay Kit - IBL

使用用途:
研究用試薬
測定方法:
ELISA
測定対象:
ラット
対象検体:
EDTA-血漿, 尿, 培養上清
測定範囲:
0.07 ~ 4.75 ng/mL
容量1:
96 Well
価格1:
94,000円

※ 診断や医療目的に用いることはできません。
※ 掲載のデータシートは見本です。ご使用の際には物品同梱のデータシートをご確認ください。
※ 海外からの取り寄せ品 (主に#82xxx) は事前通知なく販売中止または、最低注文数量が設定されることがあります。

製品概要

製品概要

製品コード 27360
製品名 Rat Osteopontin Assay Kit - IBL
メーカー名 株式会社免疫生物研究所
使用用途: 研究用試薬
測定方法 ELISA
標識 HRP
測定対象 ラット
対象検体 EDTA-血漿, 尿, 培養上清
測定範囲 0.07 ~ 4.75 ng/mL
一次反応 37℃ 60分間
ニ次反応 2 ~ 8℃ 30分間
感度 0.01 ng/mL
特異性 測定物質 交差率
Rat OPN 100.0%
Human OPN ≦ 0.1 %
Mouse OPN ≦ 0.1 %
保管 2 ~ 8 ℃
毒物劇物 非該当
カルタヘナ 非該当
測定サービス なし
容量1 96 Well
価格1 94,000円

製品説明

製品説明

Osteopontin (OPN) は、もとは骨から分離された分泌性糖タンパク質です。現在では、骨芽細胞、腎臓細管細胞、マクロファージ、活性化されたT細胞および血管平滑筋細胞を含む多くの細胞によって分泌される高酸性、カルシウム結合性、糖鎖結合のリン酸化タンパク質として知られています。その分子量は、糖鎖形成とリン酸化に依存し、44kDaから66kDaの範囲で報告されています。OPNの一つの重要な特徴は、Arg-Gly-Asp (RGD)アミノ酸シーケンスを含みます。このモチーフは、αvβ3のような細胞表面受容体のintegrinファミリーメンバーに結合するフィブロネクチン、ビトロネクチンおよび他の細胞外タンパク質に存在しています。OPNのもう一つの重要な特徴として、OPNにはRNAスプライシング、糖化、リン酸化、硫酸化およびプロテアーゼへの感受性により生体内で様々な分子形式が存在します。OPNは、トロンビンと共に創傷、炎症、血管新生、および腫瘍組織中でともに局在しているようです。OPNはタンパク質分解を生じ易く、このプロセスは生理学上重要であるかもしれません。ある報告では、トロンビン処理がOPNの細胞接着効果を増強することを実証しました。このことはトロンビンによるOPNの開裂が隠れた接着部位の配列を露出することを示唆しています。また、トロンビンにより開裂したOPN N末端破片 (OPN N-Halfと呼びます)がα9β1インテグリンに反応することが報告されています。さらに、OPNは多くの細胞結合部位を有し種々の受容体と反応することから、これらの相互作用が別の機能を有することも考えられます。 本製品は、ラットオステオポンチンを特異的に測定出来るキットです。また、本製品ではトロンビン分解を受けたオステオポンチン分子は検出されません。

よくある質問FAQ

よくある質問FAQ

  • 質問
    Q.培養上清にFBS含有でも測定できますか?
  • 回答
    A.測定できます。
  • 質問
    Q.切断されたオステオポンチンの測定は可能ですか?
  • 回答
    A.測定できません。
  • 質問
    Q.血清で測定できますか?
  • 回答
    A.測定できません。
  • 質問
    Q.ヘパリン血漿でも測定できますか?
  • 回答
    A.推奨しません。測定値に影響が出る可能性があります。
  • 質問
    Q.ウシ検体で使用できますか。
  • 回答
    A.使用できません。
  • 質問
    Q.キットの希釈用緩衝液の組成は同じですか。混ぜて使用しても良いですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.違います。Kitの部品は、基本そのKitで使用してください。また、混ぜて使用することはできません。
  • 質問
    Q.濃縮洗浄液の組成を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.一般的なTweenとリン酸Buffer⇒0.05%Tween-20 in PB です。
  • 質問
    Q.使用プレートの特徴を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.平底で分割可能なストリップタイプ (8ウェル x 12ストリップ)を使用してます。
  • 質問
    Q.溶解後の標準物質は再利用可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.推奨しません。溶解後は速やかに使用してください。
    ※ただし、製品によっては溶解後の標準物質を凍結保存し、
    1回のみ再使用可能です。データシートをご確認下さい。
  • 質問
    Q.試薬ブランクと検体ブランクの違いは何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.試薬ブランクは、EIA緩衝液のみ添加します。洗浄不足や他の操作等で検体ブランクに異常が出ていないか確認するため設定してます。検体ブランクは、EIA緩衝液とHRP抗体を添加します。バックグラウンドの算出が目的です。
  • 質問
    Q.キットで何検体の測定が可能ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.キットに同梱されている固相抗体は96 wells plateです。スタンダードで16 wells (2 slits) 使用し、80 wells (10 slits) を2重測定することを推奨します。よって最大40検体測定可能です。
  • 質問
    Q.LOD (limit of Detection)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.NCCSL法にて算出した感度です。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.LOQ (Limit of Quantification)について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.スタンダード測定範囲の下限値がLOQです。能書をご参照ください。
  • 質問
    Q.反応時間Over Night (O/N)の定義について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.各ELISA製品の能書上に特別記載がない限り、反応には16時間以上を要します。
  • 質問
    Q.ELISA製品リリースの品質規格について教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.品質規格については、各ELISA製品ロット毎のCoAに記載されておりますのでご照会ください。
  • 質問
    Q.プレートストリップの端に付番されている番号(例:432143214321)は何ですか。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.プレートメーカー(ThermoFisher)に確認したところ、金型の番号であり、番号の順番に特別な意味はありません。
  • 質問
    Q.ELISAプレートの洗浄方法を教えてください。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.自動洗浄機での洗浄を推奨します。
    洗浄瓶による洗浄の場合こちらの動画をご参照ください。
  • 質問
    Q.キットで試験中にウェルが黒くなってしまった。
    ELISA共通FAQ
  • 回答
    A.HRP標識抗体反応後の洗浄工程で洗浄不足だった可能性があります。
    必ず350μL以上の洗浄液でデータシートの記載回数の洗浄を行うようにしてください。